前回までのあらすじ
ひょんなことからバルタンを敵に回し、ティガと仲間になってしまったザムシャーとマグマ。
そんな時突然現れたバルタン軍の刺客・ネオバルとパワバルによって、ザムシャーの星斬丸が盗まれ、大ピンチに。
しかし、ティガがギリギリのところで助けに現れ、2人は助かったのだ。
第8話「バルタンの策略」

既に戦いは始まっていた。
バルタン軍はザムシャーとマグマのことは諦めてティガを集中的に攻撃することに決めたのだ。
そして、バルタンの思惑通りに事が進み、青バルとベーシカル(銀)、ベーシカル(金)の3体はティガを追いつめていた。

ティガ「君たちは、何故僕を狙うんだ! 答えろ!!」

ベーシカル(金)「オ前モモウコレデ終ワリダ。折角ダカラ我ラノ目的ヲ教エテヤロウジャナイカ。我々ハ、君ノ光ヲ利用シテ、神ヲ降臨サセル……」

ティガ「神……だと?!」
青バル「ソウ神ダ。非暴力的ニ解決シタイノダガ、君ガ簡単ニ協力シテクレナイノハ分カッテイル。ダカラ、コウイウ暴力行使ニナッテシマッタガ、大人シク光ヲ渡シテクレ。折角私ガ動イテイルトイウノニ収穫ナシハ辛イ……」

ティガ「…………その神とは一体何なんだ?」
バルベー(銀)「我々バルタンノ希望トナル神だ! サァ、サッサト光ヲ渡スンダ!!」

ティガ「神が何だかさっぱり分からないが、光は自分だけの利益のために他者から奪うものではない! みんなのために、自分自身の手で掴むものだ!! お前たちに光は渡さない!!」
緑バル「ソウナルト思ッテイタヨ……。仕方ナイ。ナラバ力ヅクデモ光ヲ奪ッテヤル!!」
バルタンたちは一斉にティガに向かっていった。取り押さえるつもりなのだろうか。

しかしティガは余裕の表情を浮かべる。
ティガ「こうなったからにはこちらも仕方ない。戦うしかないか……」
そう呟くと、パワーを集中し始めた。
ティガ「ン゛ゥ゛~~~~~~~~~~~…………」
ティガ「ハッ!!」
ティガのカラータイマーから強烈な光が放たれた。

ティガ「光が欲しいなら嫌でもくれてやるよ!! って、浴びせるだけじゃ、駄目なのかな?」
ティガの必殺技タイマーフラッシュスペシャルだ!!

バルタンたち「グオッ!!」
眩しい光でバルタンたちの目をくらましたティガはその場を移動した。
バルタンたちは襲いかかる目標がいなくなったためそのまま倒れてしまった。
緑バル「クッ……目ーッ!! 目ガ~ッ!!」

ティガはそのままバルタンたちの背後にまわった!!

しかし、タイマーフラッシュスペシャルを使ったティガの体力はほとんど消費されてしまっていた……。
――その頃、ザムシャーとマグマは……。

ザムシャー「星斬丸無しで敵と戦うのは難しい。だから、お前を剣代わりに使うための特訓だ!! デェイヤァアアアアア!!!!!!」
マグマ「いやwwちょwwお前ww待てよwwってwwおいwwやめろってww楽しんでるだけだろ、お前!!」
ザムシャー「た、楽しんでなんかないぞ!! これも一つの特訓だ!!」
ザムシャーは一人楽しんでいましたとさ。
(チャンチャン♪)
次回予告
体力消費でピンチに陥るティガ。
しかし、そこに意外な助太刀が?!
次回、第9話「偶然の助太刀」に……

第8話終了です。
一月に二回も更新できるとは思ってもいませんでした。
さて、次回から退場者が出てきます。
数が多いとやりにくからね!(鬼畜
感想待ってます。
感想が来ないと、更新が止まっちゃう気もするのでw
- 関連記事
-
- THE・武者戦記 第8話「バルタンの策略」
- THE・武者戦記 第7話「ツンデレ剣豪」
- THE・武者戦記 第6話「盗まれた星斬丸」