サレン的には「ウルトラマンシリーズ」がどうなっているのか気になるところ。「2018年3月期 第3四半期決算説明会資料」
http://www.fields.biz/ir/j/files/press/2018/press_20180208b.pdf
というわけで、「ウルトラマンシリーズ」にスポットを当てて見てみたいと思います!
と、その前に「2018年3月期 第3四半期決算説明会」ってなんなの?
という人もいると思いますので超ざっくり説明すると、『2017年4月~2018年3月までの1年間の会社の業績や、今後の計画などをその会社を支援してくれる人たちなどに説明する会』ということです。
要するに、ここで配られた資料を見れば、2017年4月~2018年3月の「ウルトラマンシリーズ」の業績もなんとなく分かるということなのです!
それでは、「ウルトラマンシリーズ」について書いてあるページを見てみましょう。

「前年比+○○%」と書いてあるのは、業績がUPしたものです。
もちろん右肩上がりのデータしか掲載していないとは思うのですが、その量の多いこと!
とにかく「ウルトラマンジード」が「ウルトラマンオーブ」を超える人気を獲得していることが窺えますね。【テレビ放送】
○平均視聴率1.4%(前年比+0.2ポイント)
【配信】
○国内:再生回数 689万回(前年比+48.7%)
○中国:再生回数 181,305万回(前年比+126.5%)
○アジア以外多地域:再生回数 15万回(前年比+2.2%)
【グッズ売上(主要アイテム)】
○前年比+11%
【劇場版ウルトラマンジード劇場版鑑賞券】
○累計前売り数:前年比+40.3%
【ウルトラヒーローズEXPO2018】
○来場者数:6.4万人(前年比+9.8%)
作品の良し悪しは置いておいて、より多くのファンを獲得できていると考えるととても嬉しいです。
ウルトラマンシリーズは毎年様々試行錯誤しながらも、確実に成長していっているので本当に素敵です。
なにより、中国での再生回数が「前年比+126.5%」というのは驚きです。。。
驚愕の数字!
そして、「ウルトラヒーローズEXPO2018」の来場者数が6.4万人ということですが、これがどれだけ凄いのか。
ここで、昨年の「ウルトラマンフェスティバル2017」の来場者数を見てみましょう。
12万人を動員 土屋太鳳さんも駆けつける「ウルフェス」ってなんだ?(1/4ページ) - 産経ニュース
「ウルトラマンフェスティバル」が、この夏もサンシャインシティ文化会館(東京・池袋)で開かれ、盛況のうちに幕を閉じた。特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズのファン…
「ウルトラヒーローズEXPO2018」の来場者数の2倍の数字ですね。
ここで大事なのが、「ウルトラマンフェスティバル2017」は8/8の休業日を入れずに38日間の開催だということに対し、「ウルトラヒーローズEXPO2018」はたったの11日間の開催ということです!
たったの11日間で38日分の半数の動員を達成って凄くないですか?!
「ウルトラマンフェスティバル2017」の開催時期が「ウルトラマンジード」が放送開始したばかりの頃で、「ウルトラヒーローズEXPO2018」の開催時期は最終回後でしたね。
ここから、「ウルトラマンジード」の放送のおかげで「ウルトラマンシリーズ」の人気がさらに増してきているということを考察することができます。
嬉しい限りですっ♪
ついでに、資料で紹介されている「ウルトラマンシリーズ」のアジア展開も振り返ってみたいと思います。
●人気バンド「Mayday」のライブイベント出演
昨年の5月23日に公開された、アジアを中心に活動する台湾出身のバンド「Mayday」の新曲「少年他的奇幻漂流」のMVに「ウルトラマンネオス」と「ダークバルタン」が出演しましたね!
「ウルトラマンネオス」がアジアのスーパーバンド「Mayday」のミュージックビデオに登場!YouTubeにて配信開始! - 円谷ステーション
「ウルトラマンネオス」がアジア各国を中心に活躍する台湾出身のトップバンド「Mayday」のミュージックビデオに登場しました!
そのMVがこちら。
Mayday五月天 [ 少年他的奇幻漂流 Life of Planet ] Official Music Video
そして、12月26日には台湾で行われていた「Mayday Life Tour」にウルトラマンネオス、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブ、ダークバルタンがサプライズで出演!!
ウルトラマンネオス、ゼロ、オーブがアジアのスーパーバンド「Mayday」のライブに登場!ダークバルタンの襲撃からライブ会場を守る! - 円谷ステーション
ウルトラマンネオス、ゼロ、オーブが、台湾で行われている「Mayday」のライブツアー「Mayday Life Tour」に駆けつけました!
「Mayday」の5人がウルトラマンのファンであったから実現したこの企画。
ウルトラマンをより多くの人に知ってもらうきっかけにもなり、ありがたい限りです。
(ちなみに、バルタン星人ではなくダークバルタンが使用されているのは、おそらく権利関係のゴタゴタを回避するためかと思われます。)
また、Maydayの「少年他的奇幻漂流」は以下のCDでも聞くことができます。
台湾は今、地震で大変なことになっています。
自分も何か自分にできることをしていかなければ、と考えています。
●香港:「ULTRAMAN RUN in Hong Kong」開催
「ULTRAMAN RUN in Hong Kong」は香港で開催されたマラソン大会のようなものみたいですね。
ウルトラマンががっつり関わってますよ!
大會已為大家推出Ultraman Run HK 2017 期間限定網店,一系列活動品都會公開發售,更徇眾要求推出Ultraman Orb版T恤,讓非活動參加者都可以原價買到超人心頭好,所有精品售完即止。
●韓国:冬季平昌五輪を記念した展示イベントにバルーン展示
これに関しては調べてみてもよく分かりませんでしたね。。。
ただ、昨年にソウルで行われた「キャラクターウィンターワールド」というイベントで「ウルトラマンオーブ」が紹介されたみたいで、韓国では今「ウルトラマンオーブ」が人気なようです。
12/30-2018/01/01、キャラクターウインターワールド@ソウル広場 | ソウルナビ
12/30-2018/01/01、キャラクターウインターワールド@ソウル広場。年末年始をキャラクターと共に楽しく過ごすカウントダウン&迎春イベントです。
あまり日本国内では報じられることがないウルトラマンの海外展開ですが、意外と拡がっているということが分かると思います。
「ウルトラマンシリーズ」は世界共通なんですね。
同じものを好んでくれるというのは嬉しい限りです。
国が違えど、胸を打つものは同じ。
国境を越えて繋がりを作っていける「ウルトラマン」は本当に凄いと思います。
様々な権利問題もいまだに残ってはいますが、是非ともより多くの国に拡がっていってほしいですね!
久々にブログっぽいことを書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
「ウルトラマンギンガ」放送時あたりの「ウルトラマンシリーズ」のあまり人気が無い印象から少しずつ回復してきているようで、応援している身としてはとても嬉しいです。
まだまだ国内の人気では「仮面ライダーシリーズ」や「スーパー戦隊シリーズ」の人気には敵わないかもしれませんが、「ウルトラマンシリーズ」は彼らとは違うアジア展開などの独自の路線も頑張っているというのはとても魅力的です。
なにより「ウルトラマンシリーズ」には他の特撮ヒーロー作品とは比べることのできない独自性が既に成り立っていますしね。
今年も応援していきます!
それではノシ
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